
※ただいま電子書籍内容全編無料公開中です。
No.4 仲哀天皇偽陵の「五色塚古墳」は「岩崖の墓」の意だ!
五色塚古墳は、日本書紀において「神功皇后の三韓征伐の帰り道」の段に登場する第十四代仲哀天皇の偽陵ではないかと言われています。以下、日本書紀要約。
<日本書紀要約>
「神功皇后、誉田別尊(後の応神天皇)親子と、第十四代仲哀天皇の二人の皇子(麛坂王、忍熊王)が皇位を争い、皇子らが赤石(明石)に淡路島から石を運んで仲哀天皇の偽陵を築造して帰路の皇后軍を迎え撃とうとした。」
この五色塚古墳は淡路島産の葺石でびっしりと覆われています。その数約二百二十万個、総重量約二千八百トン。以下、縄文語解釈。
◎縄文語:五色塚(古墳)=「クチキル・テュク」=「岩崖がずっと続いている(ような)・小山」
(兵庫県神戸市垂水区/4世紀末~5世紀初頭/前方後円墳)
五色塚古墳の構造そのままです。
■五色塚古墳(※出典:wikipedia CC0)

ただ、このままでは解釈の確度が心許ないので、全国の「五色」のつく地名も検証します。以下ご参照ください。ことごとく岩崖に関係しています。
これらを見ると「五色=岩崖」の縄文語解釈の確度は極めて高く、かつ、五色塚古墳の固有名詞と考えられることから、古墳築造時(4世紀末~5世紀初頭)の縄文語の使用はかなり期待できます。
【統計】全国の「五色」のつく地名が「岩崖がずっと続いている」地勢と一致する確率。(※郵便番号一覧他からサンプル抽出)
・12/13=92.3%
【参考】全国の「五色」のつく地名
※「五色沼」の多くは多色に変化するのを由来としているが、「岩崖の沼」or「岩崖の山嶺を映す沼」の意ではないか。
※google ストリートビューが正しく表示されない場合は、 google ストリートビュー内左上にある「Googleマップで見る」をクリックしてください。
【五色沼】
■五色沼 (岩手県八幡平市) ※岩手山を水面に映す沼。
■蔵王五色岳、五色沼(宮城県)※崖の沼
■五色沼(福島市一切経山)※一切経山を水面に映す沼。 ■五色沼(栃木県日光市) ■志津五色沼(山形県西村山郡西川町志津)⇒google画像検索 ※月山を水面に映す沼。
■五色沼(福島県耶麻郡北塩原村)⇒google画像検索 ※明治期の噴火でできた沼。「五色」はもともと磐梯山の別名の可能性はないか。
【五色を冠する地名】
■愛知県日進市五色園 ※岩崖が確認できない。 ■奈良県吉野郡天川村五色 ※天ノ川沿いの岩肌。 ■兵庫県洲本市五色町 ※崖の海岸線。 ■京都府京丹後市五色浜 ※崖の海岸線。 ■香川県坂出市五色台 ※崖の海岸線 ■五色の滝(秋田県大館市)⇒google map ※岩崖の滝
五色塚古墳に関連して、西側に隣接する小壺古墳も解釈します。
◎縄文語:小壺=「コク・チュプポク」=「婿の・西」=西側にある婿の古墳
※すでに「子(コ)」という日本語が使われていたのであれば、「西にある子の古墳」の意。
小壺古墳で「子の古墳」の意味ではないかと疑ったのは、五色塚古墳の別名である「千壺古墳」の縄文語解釈によります。
◎縄文語:千壺=「シアン・チュプパ」=「親の・東」=東側にある親の古墳
これら、二つの古墳は親子の墓ではないかと疑った訳です。通説の「埴輪がたくさん置かれた古墳」というのは、漢字表記に引きずられた結果ではないでしょうか。
■小壺古墳 (4世紀末~5世紀初頭/円墳)
▼目次
第一部 「縄文語と上代日本語の隠された境界線」
【百済系敏達天皇で王朝交代!蘇我氏本家を滅ぼし、大化の改新は言語まで変えた!】
第二部 「記紀、風土記のウソを徹底的に暴く」
【No.1】香久山は「弓の形の山」だ!風土記は後世の人々を騙すためのデタラメが満載!
【No.2】愛宕山は「ぽつんと離れた山」の意!「カグツチ」という火の神などいない!
【No.3】住吉三神は「六甲山の自然崇拝」。海の神ではない!
【No.4】仲哀天皇偽陵の「五色塚古墳」は「岩崖の墓」の意だ!
【No.5】「処女塚」も「求女塚」も悲恋物語とは関係ない!「砂浜の入り江の古墳」の意だ!
【No.6】「因幡の白兎」も大ウソこじつけ物語!「将軍塚」に将軍は眠らない!
【No.7】「稲荷神」「狐」もデタラメ!お揚げをお供えしても無駄!
【No.8】「八雲立つ出雲」は「先住民の入り江」!宮崎の巨大古墳「弥五郎塚」は「先住民の墓」!
【No.9】「八幡大神」などいない!八幡と富士見は同語源の「川端」!「富士山が見える」のは偶然だ!
【No.10】「羽衣」は単なる「岬の頭」!「羽衣伝説」は縄文語に渡来系物語が便乗しただけだ!
【No.11】「天日槍」は新羅から来ていない!城崎温泉から来ただけだ!
【No.12】本当に「高麗」に高麗人が移り住んだのか?全国の「高麗」の地勢は「湾曲した川」だ!
【No.13】「甲斐の黒駒」は本当に馬か?全国の「黒駒」の地勢は「山裾の湾曲した川」だ!
【No.14】「百済」は「川や湾の入口」の意!風土記はしゃあしゃあとウソをつく!
【No.15】ウソつき神様大集合!天照、事代主、八幡、稲荷、住吉、金刀比羅のデタラメを暴く!
【No.16】地名の八王子も王子信仰もウソっぱち!牛頭天王も縄文語の地名に空想物語が便乗しただけ!
【No.17】旧国名はデタラメ由来だらけ!常陸、総、伊豆、駿河、尾張、伊勢、伊賀、摂津、豊、筑紫、肥、日向、風土記は悪意に満ちた大ウソつきだ!
【No.18】「椀貸」は「岸の外れ」の意!椀貸塚古墳は「椀」を貸してはくれない!
【No.19】「造山」「作山」は「自然地形を利用した古墳」の意だ!「作石」の石の宝殿は「あの世への入口」だ!
【No.20】「銚子塚古墳」は「中くぼみの山」で「前方後円墳」の意!酒器の「銚子」とは似ても似つかない!
【No.21】まんじゅう、松、馬、万、升、窓、古墳も地名もすべて「マーテュ=波打ち際」の意!風土記に騙されてはいけない!
【No.22】楯縫は楯を作っていない!「こちらの湿地」の意だ!
【No.23】「日置」は「山裾」の意、「日置部=砂鉄の生産地」ではない!
【No.24】「金鶏伝説」のデタラメを暴く!「金の鶏」など埋めていない!
【No.25】「薬師如来」も縄文語に便乗しただけ!全国の「薬師」は「岸の末端」だ!
【No.26】「荒川」は「荒れる川」ではない!「タマ川」と同義、「一方の川」の意だ!
【 あ と が き 】
